本合成床版の設計は、橋建協標準合成床版と同じです。
床版厚の最小厚は、床版支間中央(アーチクラウン)で下式を用います。
hc=25L+110
hc:床版の最小厚さ(mm)
L:床版支間(m)
土木学会鋼構造物設計指針PART Bの合成床版の床版厚に底鋼板厚を加えた値です。
ハンチ部は、上記の床版厚にハンチ高さを加えた高さになります。

T荷重による床版の設計曲げモーメントは、道路橋示方書・同解説Ⅱ鋼橋編 8.3.4により算出します。ただし、適用支間長など道示の適用範囲を超える場合には、道示の考え方に従って、適切な解析方法によって算出します。
合成前、合成後の死荷重による曲げモーメントは、実構造を考慮した張出し梁または連続梁により算出することを基本としています。
合成後の活荷重曲げモーメントは下表より算出します。
| 区分 | 種類 | 適用支間 | 支間方向 | 支間と直角方向 |
|---|---|---|---|---|
| 単純版 | 支間曲げモーメント | 0≦L≦8 | +(0.114L+0.144)P | +(0.095L+0.098)P |
| 連続版 | 支間曲げモーメント | 0≦L≦8 | +(単純版の80%) | +(単純版の80%) |
| 支点曲げモーメント | -(単純版の80%) | ― | ||
| 片持版 | 支点 | 0≦L≦1.5 | -PL/(1.30L+0.25) | ― |
| 先端付近 | ― | +(0.15L+0.13)P |
L:床版支間 P:1輪分の設計荷重(100kN)
ADS床版の床版としての設計断面の考え方は下記のとおりです。
| 着目断面 | 合成前後 | 構成断面 | ||
|---|---|---|---|---|
| 中間 支間部 |
主鉄筋方向 | 合成前 | ・底鋼板と横リブの鋼断面 ・横リブ孔欠損考慮 |
|
| 合成後 | ・底鋼板、横リブ、圧縮側 コンクリートの合成断面 ・横リブ孔欠損考慮 |
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| 配力筋方向 | 合成後 | ・底鋼板と圧縮側コンク リートの合成断面 |
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| 張り 出し部 |
主鉄筋方向 | 合成前 | ・底鋼板と横リブの鋼断面 ・横リブ孔欠損考慮 |
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| 合成後 | ・主鉄筋、底鋼板、横リブ、 圧縮側コンクリートの合成断面 ・横リブ孔欠損考慮 |
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| 配力筋方向 | 合成後 | ・底鋼板と圧縮側コンクリートの 合成断面 |
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