荷重走行試験結果を検証する目的で、ADS床版の底鋼板、横リブ,鉄筋、コンクリート、スタッドをそれぞれ忠実にモデル化したFEM解析を実施しました。モデルでは、ヤング係数比(n)をn=6と10にした場合、コンクリートの引張剛性の低下を考慮した解析などを実施し、試験と解析の整合性を確認しています。ヤング係数比を6とするケースは、材料試験結果のコンクリート弾性係数を用いた場合です。
試験体中央のたわみの実測値は、走行回数が20万回までは全断面有効モデルに近い結果となり、50万回では、引張領域剛性低下モデルとよく一致していることが確認できました。
試験体中央の底鋼板応力の実測値と解析値の比較では、分布の傾向はほぼ一致していますが、実測値は、解析値に比べ小さい値となりました。